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- ストマック・ポンプ私見 -
偏屈な完璧主義者であるブラウントラウトを仕留めるためには、捕食対象の特定が極めて重要な意味を持ちます。特に、シビアな状況においては、見当違いのフライを１投するだけで全てが終わってしまうことすらあります。
そのリスクを減らしてくれる有効な手段の１つが、ストマックポンプによる胃内容物の調査でしょう。多少は魚へのダメージを与えるものの、実に合理的なアプローチが可能となります。日本国内では源流のイワナをメインターゲットにしているフライフィッシャーは必要性を感じないかも知れませんが、渡航を機に購入を検討しても良いと思います。
しかし、そう言う私自身は生理的にストマックポンプを受け入れることができません。釣り番組で"その"シーンを見るだけでも「オエーッ！」となってしまうからです。もし、私が「オエーッ！」とならない体質（？）だったなら、もっと釣れているに違いありません（涙）。使用に抵抗がない場合には、積極的に利用すべきアイテムでしょう。網で集めた流下物と照らし合わせれば、より理解が深まると共に、奥深い釣りが楽しめると思います。
ちなみに、現地では字(Pump)のとおり「パンプ」と発音しないと通じませんので、ご注意を。
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