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- 厄介なダムゼルフライ -
ドラゴン/ダムゼルフライでも触れているとおり、偏屈な完璧主義者であるブラウントラウトがコレにご執心になると、他のフライパターンでは手も足も出なくなります。この現象はスモールマウスバスでも見られるのですが、ダムゼルフライの特異なシルエットとサイズが、何らかの強烈な信号となって魚に伝わっているのでしょう。 このことは、ダムゼルフライパターンを持ち合わせていないフライフィッシャーを尻目に、自分だけが爆釣できることを意味します。しかし、私自身は今なおタイイング方法が確立できていません。魚から見た時に"リアル"かどうかが重要なのですが、コレがなかなか・・・。シーズン中ずっと有効なパターンではないため、そもそも検証する機会が少ないのが悩みのタネです。 釣り場で見かけるダムゼルフライは、概ね全長40mm。このサイズでシルエットを近いものにすれば、とりあえず何とかなりそうと思うのですが・・・。羽根の存在は重要なのかどうなのか? 個人的に造形が難しいと感じるフライです。見た目だけなら、それらしいものは巻けるのですが・・・。
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