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- フォルスキャスト私見 -
「回数が多過ぎるフォルスキャストは、百害あって一利なし。」・・・これが私の経験から得られた結論です。 渡航して間もない頃は、「相手は警戒心が強いので、驚かせないようにできるだけ遠い場所からオーバーヘッドキャストで狙う。」が正解だと思っていました。しかし、フライラインが着水する前に、脱兎のごとく逃げ出すブラウンに出遭うこと数知れず(涙)。立ち位置を決めた時には、相手は特に警戒している様子もなかったのに・・・。 しばらくしてから、ようやくフォルスキャストのし過ぎが原因であることに気付きました。例え自分が相手の死角に入っていたとしても、トラウト・ウィンドウ内に何度もフライラインを入れれば、警戒されて当然です。たとえフライラインが地味なカラーであったとしても! このことは、川岸にクッキリと踏み跡があるようなスプリング・クリークにおいては顕著で、フライラインを学習済みであるかのような反応を見せる賢い魚に出遭います。フォルスキャストの回数をできるだけ減らすこと・・・魚を驚かせず、無駄な体力も消耗しないので、まさに一石二釣です。 【参考動画】Underwater World of Trout Part Three | Trout Vision
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