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- 結局はナチュラルドリフト -
安定したナチュラルドリフト・・・私にとっては永遠のテーマです。ここでは、そのテクニックではなく、とあるブラウンの行動をご紹介します。 ある日の日中、水深1mほどのプールでフックサイズ#17相当のライトトーンのダンの流下が始まりました。すると、待ってましたとばかりに1匹のブラウンがライズし始めました。次々に流れて来るダンをリズム良く捕食するブラウン・・・レーンさえ外さなければ釣れると確信しました。姿勢を低く保ち、慎重に相手との距離を詰めて行くと、ふいに風下から風が吹きました。すると、ブラウンの目の前に流れて来たダンが羽に風を受け、一瞬、流下速度が遅くなりました。それまでのリズムで浮上して来たブラウンは・・・スルー。「自然に流れないとホンモノでも食わないのか!」と非常に驚きました。 メイフライのハッチに起因するライズを釣る場合、いかにナチュラルドリフトが重要であるのか、それを証明する好例だと思います。完璧なナチュラルドリフトができた上でのパターンの選択・・・む、難しい! だからこそ、緩い流れで発生するライズを狙うのは、止められないというわけです。
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